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2022/10/06

個配ドライバーの一日

こんにちは!日本物流開発のコラム担当です!

いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます!皆様は様々なECサイトで商品を購入し、配送業者のドライバーから商品を受け取っていると思います。ではそのドライバーはどのような形で商品を届け、どのような勤務体系をしているかご存じですか?

今回は私の体験談をもとに、個人宅配ドライバーがどのような仕事を1日で行うのか解説していきたいと思います!

午前中の業務

当日の勤務地によって異なりますが、私が以前経験した現場では基本的に午前9時30分までに配送拠点に入ります。その後配送ルートの確認、商品の積み込みを行います。配送ルートが決まったら、決められた時間内に商品をお届けに向かいます。私が以前行っていた業務では2時間以内に7件の商品をお届けするという業務が多かったです。

配送が完了したら拠点へ戻り次の配送準備を行い、準備が完了したら再度配送を行います。

午後から夕方までの業務

基本的に夕方まで上記の配送を行いますが、夕方以降になると物量が減る拠点では早上がりし、夕方からの別業務を行うことがあります。基本的には夕方からの業務も拠点で商品を集荷し、お客様の元へお届けするということに変わりはありません。

業務終了後

業務終了後は各拠点へ連絡を行い、業務終了報告をしたら本日の業務は終了です!連絡をする際、当日の代引金額の照会を行い、誤差がないか確認します。終了時間は物量や交通状況など様々な要因によって変化しますが、基本的には21時から22時の間に業務が終了します。

まとめ

いかがだったでしょうか。

基本的に個配業務は拠点にて商品を車両に積載し、時間内に決まった物量を配送する業務になります。

商品を集荷して配送するというシンプルで一見簡単そうに見える仕事だと思いますが、少ない時間で効率の良い配送ルートを組む、荷物を素早く車両から降ろしてお客様へお届けする、裏道をすべて覚えている等、ドライバーはプロとして様々なスキルを持っています!一方、人の手によってお客様へお届けする為、荷下ろし時や訪問の際にミスが発生してしまう可能性があります。その為に、商品荷下ろし時の管理システムや配送ルート自動生成技術の向上などDX化を行う余地はたくさんあるのではと考えています。

物流業界のDX化というと物流倉庫の在庫管理や自動運転などが着目されがちですが、身近ですぐに着手しやすい個配業務からDX化を進めていくのもいいのかもしれませんね!

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