楽器をECサイトで購入しよう！

皆様こんにちは！日本物流開発のコラム担当の「一」です！ 

いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます！ 

突然ですが私は高校・大学と音楽漬けの日々を謳歌していました。バンドではHR/HMを中心に演奏しておりパートはボーカルでしたがギターにも触れていました。近年では某アニメの影響やコロナ禍の巣ごもり需要として楽器をECサイトで購入する方も増えてきています。当然、発送するときに流通加工の必要が出てきますが、楽器のEC販売においてどのような流通加工が行われているのか、倉庫保管においてどのような注意点があるのかを今回解説していきたいと思います。

通常よりも非常にデリケートな保管

皆様は楽器に対してどのようなことを連想しますか？おそらく高価であることや取り扱いが大変といったことを想像するのではないかと思います。実際にそれらは間違いではありませんが一番重要なのは“湿度”であると考えています。例えば金属でできたトランペットは湿度が高いと結露が発生し管の中に水が溜まってしまう。木材でできているギターも湿度により木材が収縮し割れてしまうことや木材が伸び良い音が出なくなることもあります。食品の場合は冷蔵冷凍倉庫に搬入することである程度湿度を抑えることが可能ですが常温で常に湿度調整を意識しなければならない楽器類の取扱は非常に高難易度であるといえます。

発送により一層の注意を

商品をお客様の元に安心してお届けし、商品と一緒に感動を届けることが我々の大きな目標です。その為に商品に流通加工を行い発送します。どの商品を取り扱う際にも言えますが、商品に汚破損が発生しないよう丁寧に行うことが一番大事なこととなっています。楽器類の流通加工はその究極系であるといえます。理由としては発送時の汚破損防止が主な理由になっています。楽器は基本的に高額な商品となっています。エンドユーザーの方が高額な買い物をしたのに届いたら壊れたり汚れたりしていたら感動は届けられません。その為多くのECサイトではギターを専用の段ボールに梱包し緩衝材を付けた上で発送を行っています。ケースに入れて段ボール梱包を行っている関係上ある意味二重梱包を行っています。これによって安心して商品を届けることに貢献しています。　

まとめ

いかがだったでしょうか？楽器を取り扱う物流において汚破損防止と湿度管理が非常に大きな課題であるといえます。特に湿度に関しては楽器の根幹に影響を与える為非常にシビアなものであるといえます。私もよくECサイトで楽器や周辺機器を購入しますが、いつも丁寧な梱包がされており常に感謝しています。もちろん楽器店に直接行き、購入することも非常に良いものです。皆様も是非自身のライフスタイルに合わせたECサイトの活用を行ってみてください！