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2022/12/19

AZ-COM丸和グループ 物流センターツアー! 【Vol.1 M・Kロジ 本社倉庫訪問】

日本物流開発 コラム係のもぎと申します!先日、AZ-COM丸和ホールディングスグループ企業『株式会社M・Kロジ』の本社倉庫を見学してきましたので、今回のコラムでは倉庫内の様子をご紹介させていただきます!

M・Kロジエントランス画像

まずは、株式会社M・Kロジの会社概要を簡単にご紹介します!

・会社名:株式会社M・Kロジ

・本社所在地:〒811-2312 福岡県糟屋郡粕屋町戸原578-1 DPL戸原B区画

・代表者名:馬場 正和(ばば まさかず)

・資本金:1,000 万円

・設立年月日:2009 年10 月

・電話番号:092-410-9082

・FAX 番号:092-410-9092

・従業員数:社員91名、パート・アルバイト126名(薬剤師1名含む)

・保有倉庫:5 拠点

・出荷個数:年間:約15,334,309個

 月間平均:1,277,859個 ※全拠点合計/2018年実績

・事業概要:倉庫業、物流アウトソーシング、物流コンサルティング、化粧品事業

M・Kロジは当社と同じくEC物流に強みを持つ企業です!西日本は福岡県糟屋郡に物流センターを構え、東日本は東京都江戸川区と千葉県千葉市に物流センターを構えております。

今回は福岡県糟屋郡の本社倉庫を見学して参りました!

M・Kロジ本社倉庫外観
福岡県糟屋郡粕屋町戸原578-1 DPL戸原B区画

1,600坪2層 延床3,200坪の常温EC物流センターとなります。

主に化粧品やホビー・雑貨を取り扱っております。

倉庫内へ

【倉庫1階 見学】

まずはしっかりギャザーキャップとビブスを着用し、倉庫1階内部へ入っていきます。安全・衛生の為に、上記着用は必須ですね!

倉庫内での清掃作業

現場の業務開始タイミングで訪問したということもあり、業務開始前の清掃が行われておりました。5Sの徹底、物流センターではとても重要な事です!

掃除が完了したエリアでは、作業がドンドン開始されていました!

基本的に2階が保管エリア・1階が作業エリアになります。

入荷 ⇒ 2階へ入庫・保管 ⇒ 2階でトータルピッキング ⇒ 1階でバッチ単位等の決まったルールで更に仕分け ⇒ 仕分けたものからシングルピッキング ⇒ 検品 ⇒ 梱包ラインで梱包作業(手作業梱包か自動梱包)⇒ 出荷

ざっくり上記の流れで入出庫作業をしております。

シングルピッキング風景

基本的に細かな商材の扱いが多い為、テーブルの上でオーダー別のリストに基づいてシングルピッキングを行います。ピックした商材とピッキングリストはオーダー毎に白いカゴへ入れられていきます。

ロジマッチ画像

こちらは『ロジマッチ』という仕組みを活用したカメラ自動認識による自動検品機です。赤枠の部分にピッキングした商材とピッキングリストを置くと自動で照合・検品がかかります!これを使うことにより、HHT(ハンドヘルドターミナル)で検品するよりも更に早く検品が可能となります!

自動シュリンク・梱包機

こちらは梱包ラインの自動梱包機です!コンベアに商材と資材を流すと、自動でシュリンクパック ⇒ 梱包 ⇒ 送り状貼付け までを行ってくれます。手作業で梱包を行うか、自動梱包のラインで行うかの判断は、商材の大きさやピース数、単品発送かどうか等の荷主様と事前に取り決めた基準に則り行っております。

自動シュリンク・梱包機の流れ

M・Kロジ本社倉庫の自動梱包ラインはコンパクト~80サイズ(箱の寸法により対応可否有り)までの自動梱包に対応しております!

自動封函機

こちらはメール便用の自動封函ラインです。ピッキングした商材をコンベアに流すと自動で封筒へ商材が入れられ、封函・送り状貼付けがされます。

M・Kロジでは上記の自動梱包+メールライン併せて3ライン存在しております。これら3ラインの稼働と手作業梱包で1日あたり7,000~8,000梱包を行っております。多い時は10,000梱包に到達します!

マテハン導入により、少ない人数で大量の梱包作業実施を実現しております!

在庫保管エリア画像

【倉庫2階 見学】

倉庫の2階では、電動式移動ラックとネスラックを使用した在庫保管を行っております。3,000PL~3,200PL程度の在庫を保管しております!

2階でトータルピッキングを行い、1階でシングルピッキング ⇒ 梱包 を行っております。2階にはエレベータ一1基、昇降機が1基備わっておりますので、それらを活用してトータルピッキングした在庫を下に降ろしております。

この流れがM・Kロジ本社倉庫のスタンダード運用となっております。

【まとめ】

M・Kロジ本社倉庫は積極的にマテハンを導入し、機械化を駆使した物流現場効率化を図っているセンターでした!特に梱包作業の部分へフォーカスした機械化が施されております。

ただ闇雲に機械化するのではなく、M・Kロジのように運用の効率化すべき部分をしっかりと見定め、そこに注力したマテハン導入を行うことが重要だと学ぶことができました。

M・Kロジのサービスを更に知りたい方は、是非下記リンクよりWebサイトをチェックしてください!

株式会社M・Kロジ Webサイト

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